動物愛護の普及啓発に優れた功績を挙げた団体などを顕彰する「第9回日本動物大賞」(日本動物愛護協会主催)の表彰式が22日、東京都港区で開かれ、野良猫の避妊手術支援や殺処分対象の犬猫譲渡会開催などを行う愛媛銀行(松山市、本田元広頭取)がグランプリを受賞した。
 大賞は2008年創設。今回、功労動物、動物愛護、社会貢献の各部門の応募計14件の中からグランプリに輝いた愛媛銀は「県や地域に良い影響を及ぼす理想的な企業」との評価を受けた。
 愛媛銀によると、07年から社会貢献の一環で活動を始め、動物愛護団体への助成や各店舗で啓発パンフレット配布などを実施。11年には県と「動物愛護推進連携協定」を締結した。